
ブラジル・サンパウロに住む動物好きのある女性には、5年ほど前から毎日欠かせない日課があるという。それは、彼女が作る餌をねだりに、決まって夜9時半にやって来る1頭の犬との“待ち合わせ”。自宅近くで迷っていたように見えたその犬に餌をあげるようになってから、毎晩決まった時間に近くの路上で会うようになり、犬は袋入りの餌を彼女からもらうと、必ず全てを食べ切らずに持ち帰っていくそうだ。実はそこには。その犬の大きな事情があった。
この廃品置き場の所有者という女性の話では、以前誰かに捨てられてここで生活し始めたリリカ。ソウザさんと出会った5年ほど前に8頭の子犬を産んで母となり、充分な量の食べ物を調達しようと探し回っている時に、助けてくれる彼女と出会ったのではないかと見られている。ある日気になって後をついて行った時、そうしたリリカの真意を初めて知ったというソウザさんは、「他の動物たちにも食べ物を分け与えるのは、私たち人間にとっても学ぶべきこと」と話しており、これからもリリカとの日課を大切に続けていくつもりのようだ。
優しい犬もいるんですね。鶏や他の犬に餌をあげるのに、6.4㌔の道のりを毎日通うワンちゃんに、感動です。
私たち人間も、見習いたいものですね。(^O^)
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